一応私は俳優の端くれなので、たまには事務所にレッスンを受けにいきます。

事務所に行く途中で便意をもよおし、ギリギリにスタジオに到着。

あぶね〜〜・・・下痢だったら間に合ってなかったわ・・
ビジネスの世界もそうですが、芸能事務所も時間厳守が鉄則です。



スタジオには若い女の子5人くらいがレッスンを受けに来ておりました。

うちの事務所はアイドルに強く、所属のほとんどは10代〜20代前半の女の子です。
そんな中、明らかに異質な30代おっさんの私(笑)


しかし、芸能界を夢見る少女たちはキラキラして目の保養になりますなあ・・・。




そこへ女性の先生(38)が入室。
劇団に所属してる現役バリバリの先生です。


生徒一同「おはようございます!!!」

先生「おはようございまーす。座っていいよ。」


その場に腰を下ろす生徒たち。


先生「みんな、台本は覚えてきたかな〜?」


シーン・・・・ 



先生「こら〜〜〜〜〜!!!!」

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つーわけでその日のレッスンはエチュード(即興劇)になりました。

エチュードというのは演者のアドリブで進行する劇のことです。
ただし今回は「座った状態の人を立たせる動きを入れること」という縛りつき。


2人1組になって順番に演じていきます。

僕は3組目だったので最初は他のレッスン生の演技を見ておりました。
 

以下茶番
おもむろに水晶を覗くパントマイムを始めるレッスン生A
椅子に座ってスマホを眺めるレッスン生B
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A「私は占い師です」

B「え、なんですか・・・ ?」

A「見えます・・・・」
 
B「は・・・?」

A「あなたの家のリビングが・・・あわわ!!
大変!あなたが今朝使ったヘアアイロンがつきっぱなし!
早く家に帰らないと火事になりますよ!!
早く!!!


B「うわ・・・何こいつ・・キモ・・・」(その場から去る)

おそらくAの狙いとは違っていましたが、結果的にBを立たせるということはできていました。




私はというと

サトル「キックボクシングやってんだって?」

C「え、なんで知ってんですか!?」

サトル「飲み屋で部長から聞いたよ、俺も空手やってんだけど、キックの重心てどのあたりなの?」

C「キックは・・・、(ここで立つ)まあこの辺ですかね」(ここでハイキックを見せる)


サトル「やっぱ高いねえ〜、空手はここだもん」(ここで正拳突きを見せる)
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という感じのエチュードをこなしました。

このエチュードで大事なのは全体の空気感だそうです。
つまり観客から見て違和感なく話や動作が進行していくかということです。
一つの世界として成立しているかどうか、
間の長さであったり、役者の距離感や動きであるとかが自然なことが大事なんです。



とまあ、こんな感じで90分のレッスンを受けて、五反田のバルで飲んで帰りました。

今度、観劇についてもブログで書きたいと思います。